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リチャード・ダッドのこと

Posted by on 2013年11月9日

一つ前のブログに鈴木孝さんの思い出としてリチャード・ダッドの絵について触れましたが、11月7日の日経新聞朝刊にダッドの代表作「お伽の樵の入神の一撃」が掲載され、井村君江さんが解説をされているの読みました。懐かしく、妖精がぎっしり並んだ画面を食い入るように眺めてしまいました。

1993年、つまり20年前、私はこの画家の画集を編集、発行したという変わり者で、「売れなくて困ったでしょう」とみんなから言われたものでした。その通りではありましたが、魅入られていた絵なので、そんなことなんでもなかった。若かったのでしょうね。狂気の発作から実の父を悪魔と思い殺害してしまった画家は生涯をブロードモアの精神科病棟で暮らしました。残された絵はロンドンのテイトギャラリーとべスレム病院付属美術館に展示されています。傑作のほとんどはテイトギャラリーにありますので、機会があったら見てください。地下のダッドが喜ぶと信じています。実際、私が出版に際してあれもこれもお世話になった、前述の美術館館長さんは「画集できましたね。地下の画家に代わって私から深くお礼を申し上げます」と言ってくれました。忘れがたい私の生涯の思い出です。

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