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もう7月ですね

Posted by on 2017年7月1日

どうもなかなかパソコンが身につかず、よろよろと書く有様です。長らくご無沙汰した間に貴重な本(もちろん詩書というべきものです)が出版されました。樋口伸子さんの書評集「本の瓶詰」(書肆侃々房)については先に触れましたが、一人一人著者の大切な部分にさりげなく触れていく、決して長々しくない紹介に感嘆するばかりです。

手元には「明峯明子全詩集」があります。明峯さんは2002年に87歳で亡くなられました。実に静かな詩人で、北村太郎さんの愛弟子と言ってよい人です。生前3冊の詩集を上梓されましたが、このたびご長女の晶子さんが全詩集として一冊にまとめられました。先の3詩集には未収録の作品も多いうえに、隠れた愛読者も多い詩人なので、ご一読勧めます。花神社刊。

私はあまり「新し好き」ではないので流行の本というのはほとんど読まず、書棚からぼろぼろの愛読書を引っ張り出しては(ジッドとかトルストイとか)読むたびにほれぼれしているヒトです。ところが先日、妹が学術書を買っている傍で退屈して待っていたら、すぐ横に堆く積んである本があります。あまり退屈なので「これください」とやけになって一冊買ってしまいました。買ってから気がついたのですが又吉直樹の「劇場」でした。あんまり面白くて一晩中読んで朝になってしまったテイタラクです。それを又、詩人壱岐梢さんに喋ったら、すぐ同作者の「火花」をプレゼントしてくれる幸運。みんな文学に熱心なので、私のような行き当たりばったりの人間は恥じ入るばかり。

さて、最近魅力的な詩集を沢山読んだので、列挙しておきます。まず先の壱岐梢さんの新誌集「一粒の」、佐藤洋子さんの「海の落とし子たち}、秋山基夫さんの「月光浮遊抄」、水こし町子さんの「いくつもの月」。92歳になって処女詩集を出された秋島芳恵さんの「無垢な時間」。若い人と思われる中陣英子さんの「夢に見し木の名前を知らず」など。次の機会に書かせていただけたらと思ってます。

 

 

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