嵯峨信之全詩集出版記念会 

6月17日、神楽坂・出版クラブにて。急遽、出席することになった森やすこさんと同道して出かける。「詩学」に関わりの深かった人々の出席が多く、自分を含めて老詩人ばかり。儀礼的な雰囲気がなく、私には親しめる集まりだった。嵯峨さんと私の交友はなんとも一口では言い難いものだったが、大変お世話になり、大変往生したおつきあいとでも言うのだろうか。長い年月が過ぎたいまとなれば、懐かしいばかりである。

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大西和男さんの残された書籍について

本年元旦亡くなられた大西和男さんの書籍を預かり販売しておりました。大勢の方々にご協力をいただき、大半は整理がつきました。深くお礼を申上げます。残部の中から廃棄してしまっては惜しい優れた著書を下記に並べます。値段は500円から2000円まで。各書籍の値段はここに書き出しませんのでお問い合わせください。

 

石原吉郎(望郷と海)石原吉郎(海をながれる河)吉原幸子(花のもとにて春)水野るり子(ヘンゼルとグレーテルの島)小沢信男(赤面申告)金丸桝一(日蝕)水橋晋(はじまる水)水橋晋(蛮亭)長谷川龍生(直感の抱擁)井上輝夫(旅の薔薇窓)川崎洋(縄文杉之記)片岡文雄(孤鶴図柄)高田敏子(薔薇の木)河野道代(spira mirabilis)井坂洋子(GIGI)  松下千里(生成する「非在」)金石稔(天獄)黒田三郎(ある日ある時)富岡多恵子(植物祭)松永伍一(ムッソリーニの脳)花田英三(坊主)藤本直規(別れの準備)佐々木安美(心のタカヒク)青木はるみ(ダイバースクラブ)青木はるみ(鯨の頭が立っていた)辻征夫(俳諧辻詩集)中本道代(春の空き家)石垣りん(私の前にある鍋とお釜と燃える火と)高橋新吉(残像)山本かずこ(渡月橋まで)山本かずこ(もっとも美しい夏)木川陽子(芽キャベツ記)小沢信男句集(足の裏)谷川俊太郎(定義)谷川俊太郎(日々の地図)谷川俊太郎(そのほかに)粒來哲蔵(うずくまる陰影のための習作)北村太郎(樹上の猫)新選吉原幸子詩集(現代詩文庫)秋谷豊(日本海)続々吉増剛造詩集(現代詩文庫)藤井千秋、少女画集

 

 

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詩人クラブアンソロジーについて

詩人クラブでは二年ごとに会員のアンソロジーを出版しています。ブックデザインは近年、故天彦五男さんが担当しておられましたが、彼の遺言により、その後私がブックデザインに関わることになりました。と言っても私はデザインができるわけではないので、挿絵に使わせてもらう絵画作品を選んだり、アンソロジー全体のデザインを友人に依頼したり、という雑役をさせていただいています。今回が2冊目の仕事となりますが、絵は伊藤研之氏の画集から選ばせていただくことになりました。画家はすでに故人ですが、やわらかな美しい色調の画集を樋口伸子さんから贈っていただいたことがあり、折に触れ楽しんでページを繰っていたものでした。まさかこのような形でお世話になるとは夢にも思っていなかったので感慨しきりです。画家については追ってこのページでご紹介します。

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6月2日

なぜかこの一ヶ月、古いホームページを見たという人(もちろん未知の)から画集の注文が多くなり、そうだ、まだ誰にもリニューアルしたアドレスを知らせてなかったと気付く。古いほうはフェルナン・クノップフの表紙。新しいのはゾンネンシュターンの表紙。古いほうを消去すればいいだけのことですが、さてどうやって消去すものか、なんてぐずぐずしていたわけ。

2日の朝、新しいアドレスを印刷、古い名刺に張り付けて、現代詩人会の「 日本の詩祭2012」に出かける。H氏賞、現代詩人賞の授賞式に出席できた。休憩時間に知人たちに上記の名刺を配り、退出。外せない用事があるので、岡山から上京、出席されていた苅田日出美さんと途中退場してしまったということで、なんとなく中途半端な一日。

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5月までの仕事、忘れごと

6月になってしまいました。先のブログに書き忘れていたことが2、3ありました。2月に私の尊敬する詩人粒来哲蔵さんがお詩集「蛾を吐く」によって読売文学賞を受賞されました。お招きをいただいたので、めったに外出できない私が晴れ姿を見たくて喜んで駆けつけました。 読売文学賞受賞式なんて一度もいったことがないのでびくびくしていましたが、詩人の参会者は大変少なく、返って気が楽でした。粒来さんと二人で写真を撮ってもらいましたが、粒来さんはほとんどうしろ向きで、私はとてもふくらんで撮れているので、こっそり書斎に掛けることにしました。もうひとつはやはり2月に詩人クラブ賞の選考委員をつとめました。詩集の基準というのは「あってなき」ようなものなので、とても苦しい思いをしました。一色真理さんの詩集「エス」が多数票を得て受賞。タイトルの示すとおり、フロイトのいう意識下を旅していく父と息子の葛藤を詩に昇華させた傑作です。昨年度の詩集の中で私が魅せられたものの筆頭でした。他の詩集賞の選考言の中で、鈴木ユリイカさんが私とほぼ同じことを書いていられたので、とても嬉しく、喜び一入です。

大西和男さんの記念冊子を作るべく1月以来、彼の蔵書を資金のために販売していました。ずいぶんと貴重な詩書がたくさんあり、私がお預かりした400冊はかなり売れてしまいました。約100冊が残っていますが、5月をもって一応この仕事を終わります。もしもご希望の方がおいででしたら、残部のカタログをご請求ください。

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