10月まで(2015)

平塚美術館で始まった「画家の詩、詩人の絵」展をみてきました。古賀春江、まどみちお 三岸好太郎 松本竣介 私には懐かしい絵が多くぐるぐる三回も巡り歩き、観客が少ないので、係員に怪しまれないかと心配になったくらい。展覧会の感想は「孔雀船」次号に書きました。

同人詩誌「きょうは詩人」次号には、久しぶりに記憶によみがえった北森彩子さんのための詩を書きました。「音楽の友社」編集部から彼女の版権継承者について問い合わせがあったので。大昔、私が出していたささやかな個人誌「NOAH」に載せた彼女の詩が作曲されたのだそうです。とてもうれしかった。

最近、読んだ詩書の中で、心に残ったもの。「氷菓とカンタータ」(財部鳥子)「艸の、息」(松岡政則)「そのようにして」(林嗣夫)「えちうど鏡のなかの音楽」(赤木三郎)「自画像のための忠実な画布」熊沢加代子「詩人島朝夫の軌跡」(遺稿集)「江戸おんな歳時記」(別所真紀子) それぞれ多岐にわたる意味で私にはっ刺激がありました。

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お詫び

長らくパソコンの具合が悪く、通信が書けませんでした。猛暑の最中ですが、元気にしていますのでがんばります。美術展だけは暑くてもトコトコと見にいきました。待ちに待っていたマグリット展、詩誌「孔雀船」にも書きましたが、待望の「ゴルコンダ」、やっと実物を目にすることができました。私はベルギーに行くチャンスが多かったので、マグリットの絵はほとんど見ていると豪語していたのに、なぜか「ゴルコンダ」はお目にかからずじまいでした。なんまいかのバージョンがあるうちの一枚です。あんまり期待し過ぎたせいか、展示方法がいまいちのせいか、なんだか拍子抜けがして帰宅。よく熱中症にならなかったと思う日に上野でヘレン・シャルフベックの展覧会を観ました。フィンランドの女性画家で、もちろん全く未知の絵でしたが、淋しく、清らかな絵で、私にはことに淡い草色が美しく思えました。残念ながらこの草色で描かれた作品の絵ハガキにはその美しさが出ていないので、がっかりでした。

「きょうは詩人」31号の校正が終わりました。8月末には発行できる予定です。今回はお客さんとして男性詩人に詩をお願いしました。私たちの詩誌で男性への依頼は初めてです。さあどなたでしょう。

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吉報

2月最後の日、古谷鏡子さんより、長らく(3年間くらい)難病のため連絡のとれなかった鶴岡善久さんが元気になり電話を受けたと伝えてきた。あんまり嬉しくて、電話口で奇声を発し、電話でなかったら二人で抱き合って泣いてしまったに違いない騒ぎを演じた。鶴岡さん、どんなにか苦しかったことだろう。私たちはほんとに長い長い同人誌の仲間だった。「言葉」(澤村光博主催)から始まり「そして、」「六分儀」と詩や美術評論を書き合ってきた、生涯でも一番長い交友だった。古谷さんの電話のすぐ後、鶴岡さん本人の電話があり、現在は回復途中にあり、食事その他生活一般をみてくれる個室で暮らしている旨知ることができた。近いうち古谷さんと二人で訪ねることとなった。私たちは、もういつ、誰があの世に行くか分からぬ年齢になっているので気が急く。

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黒部節子・追加・その他

黒部節子さんの追悼講演について、ご子息晃一さんが公開しているサイトナンバーをお知らせしておきます。youtube黒部節子。アクセスしてみてください。

私は、といえば一月中ひたすら本を読んでいました。乱読です。どうしても詩集以外の本を整理しなければ住む所がなくなってしまうので、整理する前に買ったまま読まなかった本を、もったいないので手に触れるそばから読みあさったわけ。「フェルメール光の王国」(福岡伸一)・「砂の妖精」(ネスビット)・「水声」(川上弘美)・「薔薇のいれずみ」(T。ウィリアムズ)・ヴィクトル・ユゴー詩集・「山梔」(野溝七生子)・「シャクンタラー姫」(カーリダーサ)みんな面白かった。で、捨てる本はなく、また本箱へ。ことに好ましく、何度も手にしてしまうのは「エリック」という絵本。ショーン・タンというオーストラリアの画家の描いた小さな本。これは幼稚園の先生になった孫娘にもらったのだった。孫に良書を教えられるようになっては私もおしまいである。

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2015年2月

新年に豪語したというのに、なんと一ヶ月何も書かずに過ぎてしまいました。恥じ入っています。どうもなかなかマシンというものに慣れることができません。昨日、黒部晃一さんから電話をもらい、黒部節子さんについて私が講演(詩人クラブ主催)した折の動画サイトを公開したいと言われます。10年前、節子さんの死を悼んで私が追悼講演をした時の講演録だそうです。私もすっかり年老いてしまい、記憶が曖昧で、「え?そうだっけ」なんて言ってしまいました。慌てて、動画サイトなるもの開いたところ、「小柳さんのご紹介」といって、詩友長嶋南子さんの姿と声が現れびっくりしてしまいました。当然ですが、私も現れました。なにやらたどたどしく喋っていますが、とうてい正視できないので、消してしまいました。気が落ち着いたら、深夜にでもそーっとのぞいてみます。でも黒部節子ファンのために後日アドレスをお知らせ

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