吉報

2月最後の日、古谷鏡子さんより、長らく(3年間くらい)難病のため連絡のとれなかった鶴岡善久さんが元気になり電話を受けたと伝えてきた。あんまり嬉しくて、電話口で奇声を発し、電話でなかったら二人で抱き合って泣いてしまったに違いない騒ぎを演じた。鶴岡さん、どんなにか苦しかったことだろう。私たちはほんとに長い長い同人誌の仲間だった。「言葉」(澤村光博主催)から始まり「そして、」「六分儀」と詩や美術評論を書き合ってきた、生涯でも一番長い交友だった。古谷さんの電話のすぐ後、鶴岡さん本人の電話があり、現在は回復途中にあり、食事その他生活一般をみてくれる個室で暮らしている旨知ることができた。近いうち古谷さんと二人で訪ねることとなった。私たちは、もういつ、誰があの世に行くか分からぬ年齢になっているので気が急く。

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黒部節子・追加・その他

黒部節子さんの追悼講演について、ご子息晃一さんが公開しているサイトナンバーをお知らせしておきます。youtube黒部節子。アクセスしてみてください。

私は、といえば一月中ひたすら本を読んでいました。乱読です。どうしても詩集以外の本を整理しなければ住む所がなくなってしまうので、整理する前に買ったまま読まなかった本を、もったいないので手に触れるそばから読みあさったわけ。「フェルメール光の王国」(福岡伸一)・「砂の妖精」(ネスビット)・「水声」(川上弘美)・「薔薇のいれずみ」(T。ウィリアムズ)・ヴィクトル・ユゴー詩集・「山梔」(野溝七生子)・「シャクンタラー姫」(カーリダーサ)みんな面白かった。で、捨てる本はなく、また本箱へ。ことに好ましく、何度も手にしてしまうのは「エリック」という絵本。ショーン・タンというオーストラリアの画家の描いた小さな本。これは幼稚園の先生になった孫娘にもらったのだった。孫に良書を教えられるようになっては私もおしまいである。

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2015年2月

新年に豪語したというのに、なんと一ヶ月何も書かずに過ぎてしまいました。恥じ入っています。どうもなかなかマシンというものに慣れることができません。昨日、黒部晃一さんから電話をもらい、黒部節子さんについて私が講演(詩人クラブ主催)した折の動画サイトを公開したいと言われます。10年前、節子さんの死を悼んで私が追悼講演をした時の講演録だそうです。私もすっかり年老いてしまい、記憶が曖昧で、「え?そうだっけ」なんて言ってしまいました。慌てて、動画サイトなるもの開いたところ、「小柳さんのご紹介」といって、詩友長嶋南子さんの姿と声が現れびっくりしてしまいました。当然ですが、私も現れました。なにやらたどたどしく喋っていますが、とうてい正視できないので、消してしまいました。気が落ち着いたら、深夜にでもそーっとのぞいてみます。でも黒部節子ファンのために後日アドレスをお知らせ

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新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。忌中の新年ですが、そういうことには拘らないで残った人生を闊達に暮らすことにしました。亡くなった夫もそれを喜んでくれると思います。今年は娘一家と一緒に暮らすため、多少家を改築して、私は客間兼書斎と寝室だけの暮らしになります。十分なのですが書籍だけは片付けねばならずあたふたしています。詩集より画集の多さに我ながら呆れています。でも苦労の種があるほうが元気が出て助かります。昨年はどっと自由な時間ができて、秋から冬にかけて絵画展ばかり貪るように見歩きました。そしてますますカタログ類を増やし、身動きができない有様です。昨年暮に「きょうは詩人」29号が出来上がりました。今年はブログを真面目に書いていく心づもりです。あくまで予定。

 

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2014年9月

あっという間に9月も過ぎて行く。いつも同じように月日の過ぎて行く速さに驚いてばかりの通信で恥ずかしい。読書の続きを書く予定がこんなに遅くなってしまった。村田喜代子著「屋根屋」「じょろうこう」ボルマン「沈黙を破る者」ドラブル「針の眼」それから書評を依頼された外村京子詩集「十月の魚」。ドラブルは退屈で面白いという不思議な小説で、なんと読み終わるのに数か月かかってしまった。その間に「屋根屋」にうっとりし、「じょろうこう」に感動し、なんとも有意義な読書だった。

所属詩誌「きょうは詩人」には、「どんぐり転々」という詩を書いたが、全く新しい方法を試みたので不安だった。何人かの詩友が珍しく「面白かった」と言ってくれた。褒めてくれたのではない。書かれたことが可笑しかったのである。でもつまらないよりいいか。

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